高齢者がお薬を飲むとき

高齢になると、薬を飲むことが多くなります。 高齢者は、薬を代謝・排泄する肝臓や腎臓の処理機能が低下しているために、薬の副作用が起こり易くなります。 薬を飲むときには、どんなことに注意すればよいのでしょうか。
またお薬をもらっているかかりつけ薬剤師によく御相談して服用することも大切です。

高齢者のリスク

物忘れ
物忘れが多くなる事で
・・・くすりの飲み忘れ、または重服の恐れがある。
目や耳の機能低下

目が見えにくくなる事で
・・・くすりの見間違えたりしやすくなる。

耳が聞こえにくくなる事で
・・・説明が聞き取りづらくなる。

副作用を防ぐには

高齢者がお薬を飲むとき

飲む量・期間を守りましょう。

  • くすりは飲む量を半分にしたら半分だけ効く、倍飲めば効果も倍、ということはありません。
  • 症状がよくなっても勝手にくすりを飲むのをやめたりしてはいけません。

処方されたくすりはあなただけのものです

  • 診察したときの症状に合わせてお薬を作っていますので常備薬として使わないでください。
  • 症状が同じだからといって、あなたの薬を他の人にあげたりするのはやめましょう。

自分の体質をよく理解しましょう。

  • アレルギー体質(花粉症・アトピー・喘息・鼻炎など)。
  • 特定の食べ物でジンマシンが出る。
  • 過去に薬による副作用の経験がある。

相談しましょう。

  • 不明な点などがあったら、自己判断はせずに、お医者さんや薬剤師に相談しましょう。
  • かかりつけ薬局を決めておけば相談しやすいです。

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